職場の高齢者施設で、
ある朝、最高齢106歳のおばぁさんが目を真っ赤にしていました。
あれ?泣いているのかな?

どうされました?と声をかけると、
人には言えん辛いことがいろいろあった…とおっしゃる。
思い出されたのですか?とたずねると、
思い出したんよ…とおっしゃる。

それ以上は聞けませんでした。
ただ、手を握って背中をポンポンとゆっくりさすっていると、
ありがとうとおっしゃる。

おばぁさんの目は、もうあまり見えていないけれど、
真っ赤になった小さな小さな目で遠くを見つめていました。
2年前の夏、えーんと泣き出して、スタッフを驚かせたこともありました。

8月になって、テレビは戦争のお話しを毎日伝えています。
目を背けたくなる場面も、胸を締め付ける映像も全て、
ここにいるお年寄りは実際に経験しているのだなぁとしみじみと感じています。

映像をみたお年寄りは、目を細めて体をキュッと緊張されます。

どちらに疎開されていたのですか?
戦地に行かれたのですか?

どのお年寄りも戦争の体験を話された後、必ずおっしゃる言葉があります。

戦争はこわい!戦争はいかん!
今、平和でよかった!!

 

▼朋ちゃんこと、管理栄養士 朋子さんの働いている様子がテレビで放送されました
http://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie316.html
(4月25日放送/3分ほどの映像です)テレビ東京「生きるを伝える」より