先日、NHKの「老衰死」というテーマの番組をみました。

昔、明治生まれのおばあちゃんは、暮らしていたお家で
家族やお医者さんに見守られて静かに息をひきとりました。
私は幼くてその場に居なかったけれど、
何度も父から聞かされてきたら、その風景を
想像出来るようになりました。

NHKのこの番組では、高齢者施設の中で家族と迎える老衰死について放送されていました。
感情が入ってしまって、客観的にみることが出来ない番組でした。
何もしない、ただ待つ時間、について考えさせられました。

私の働く高齢者施設、“看とり(みとり)”という名で静かに老衰を迎えた方がいらっしゃいました。
施設からお見送りをした翌日、ふと思いました。
あっ、死は、怖いより…悲しい、さびしいものだなぁ。
その方のやさしい声や方言のあった話し言葉を思い出したら涙がでてきました。 
わたし、感じ方がかわったなぁ。
お年寄りと過ごしながら、心の成長をさせてもらったことに気がつきました。

大好きなおじいさん、おばあさんに会いに行く仕事。
今、共に生きている時間にお話をして、おいしいご飯を食べて生活をしていく。
あぁ、幸せな日々だ(^^)