『食べる力』

『食べる力』という本を読みました。
著者は、医療ジャーナリスト。
今の高齢者の食べる問題、家族の体験談、現場の声、赤裸々だった。

お年寄りを大事に思い、お年寄りの力を信じて、
最期まで人間らしく終える方向へ導く技術を持つ、医者や歯科医師の話が書いてある。

病院や担当医によって、食べられなくなる高齢者がいる。
そういう現実を、高齢者施設で働きながら、わたしも目の当たりにしてきた。
憤る気持ち、悲しみ、諦めの心境になったり、当事者にならなければ、
わかりにくいことかもしれない。

以前の職場、病院の厨房で働いていたときは、全く知らなかったことだ。
食べられなくなるのは、患者側の一方的な障害によることだと思っていた。
でも、それが全てではなさそう。

 

いろいろな病気がある世の中、当事者になることで、真実を知ることがある。
アトピー、ガンもそのひとつだった。

そして、れのあに通いながら、アトピーが治ることを知った。
様々な人との出会いから、ガンを克服したひと、前向きに生きる人にたくさん出会い、
自分も、そう生きることにした。

アトピー、ガンを経験したことで学べたことは多いけれど、
病を実体験することなく働く医者や看護師のように
強い精神と身体になっていきたい。

そして、人を支えられる人間でいたいと、
『食べる力』を読んで、心が震えました。