お年寄りの目を見ると、気付かされることがある
薬をたくさん飲んでいるとき、薬を止めてすっかり抜けたとき、
その違いは目に出ると思っています

わたしも薬に頼って、痛みや痒み、発熱を止めていた時期がありました
その時は、やる気なしになったり、どろーんとウツっぽくなったり、
怒りっぽくなったりしていた
全てが薬のせいではないけれど、何かに振り回されている感じだった

 

今は、すっかり薬は飲んでいない
飲まなくても、生活できる身体になってありがたいことです
元々の性質なのか、強い性質が出てきた…自分で笑えるくらいお節介なところもある

働いてきた病院や今いる高齢者施設は、薬ありきの場所だけど、
その中で、薬ありきじゃない方向から物事を見られるのは、わたしの役割と自覚しています

 

高齢者施設で、時々、かかりつけ医をもたない、
薬を何も飲んでいないお年寄りがいらっしゃいます

職員は驚きます
「お熱出したことないのですか?」
「お熱の時はどうされてきたのですか?」

と聞くと

「なんにも食べないで、寝てたら治るよ、
 それでも治らないときはそれまでだよ、あっはっはっー」

と、お年寄りは答えます

 

意味がわからないよと嘆く人はいるけれど、
わたしは、このようなお年寄りが、愛おしくてたまりません

誰かにとって意味がわからないことでも、他の誰かにとってはわかること

経験してきた過去よりも、今ある生き方に共感したとき、
年齢なんて関係なく仲間になりたいとわたしは感じます

そして、仲間同士の話しはとても楽しいですね!