支えられて

私は今24歳です。
4年前に成人になりました。
その当時にいい思い出はありません。
私は周りが見えていない自己中なアトピーさんでした。

前回のブログにも少し話題に出しましたが、どん底の20歳という時間がありました。
私は20歳になりたくありませんでした。その理由は、
「20歳になる頃にはアトピーはツルツルピカピカどこにもない。」を目標にしていました。
目標というよりも軽く考えた勝手な思い込みで、アトピーから目をそらしているだけでした。
現実はアトピー。
毎日家から1歩も出ない生活。
友達と連絡をとることもありません。
家にいるからっといって家族と仲が良いわけでもなく、
どうやって接してよいか分からずに腫れもの扱い。
理想とかけ離れた一人孤独なアトピー。

これは私の想像ですが、
「20歳のお誕生日、それはとても嬉しい日。
19歳のお誕生日とは違う何か特別な日。
誕生日が近づくと楽しみでソワソワ。当日はお祝い!」
そんなイメージがあります。
でも私はそれを体験していないのでわかりません。
私の20歳は、
「20歳になってしまう。最悪だ!誕生日なんかくるなー!」
誕生日が近づいてくると、日に日に心が荒んでいきました。
当日のお祝いも無く、すさんだままの20歳を迎えました。

さらに追い打ちをかけるように、久しぶりに友達からの連絡。
「成人式の後に同窓会をするよ。」というお誘いでした。
アトピーでは振袖も着れない。
成人式にも出席出来ない。
同窓会にも参加出来ない。
当たり前にそれが出来る友達が羨ましいくて妬ましい。
アトピーの自分がとても惨めでした。
アトピーでも出来たことなのに・・・
アトピーの自分は恥ずかしくて人に見せれないから。
心の弱い私は逃げました。
でも同時に「このままでは嫌だ」とも思うきっかけになりました。

少しづつ前向きに動いていこうと思うようになりました。
まずは毎日家の外に出ることから始めました。
始めは10分。
1ヶ月すると1時間外に出て散歩ができるようになりました。
まるでリハビリ。
久しぶりに友達にも会いました。
初めてのバイトもしました。
少しづつ自信が出てきました。

22歳。アトピーがキレイになり、
振袖を着て家族で写真屋さんに行き写真をとりました。
振袖は母が20歳の時に自分で買ったもの。大切に保管してありました。
着付けは母の友達で私のアトピーを知っている美容師さんが、お祝いだからと無料で着付けてくれました。
写真屋さんは兄が「辛い時に何もしてやれなかったから。」と用意してくれていました。
父は久しぶりにと家族で外食に連れて行ってくれました。

この日、私は大切な事に気付くことが出来ました。
沢山心配して応援してくれる人がいること。
支えられていること。
孤独じゃなかったこと。
自分の心の弱さでアトピーを受け入れられず、自分勝手で周りが見えていなかったんだと。
そして、自分がアトピーの自分を少しづつ受け入れていること。
周りの人がそれを気付かせてくれました。
感謝の気持ちと嬉しい気持ちが沸き上がりました。
辛い気持ちはどこにもありません。
今も辛い気持ちはありません。
胸にある感謝の気持ちを忘れずに前を向いて生きていきたいと思っています(^^♪

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