ステロイド

31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと

アトピーの根本的な原因は何でしょうか?

私は自分自身がアトピーであり、自分で改善しました。
そして、息子のアトピーも改善しました。
その経験をきっかけにアトピーの方々の改善をお手伝いしていたら、31年間経っていたという状態です。

31年間もアトピーの方々と接してきて言えることは、未だに「アトピーの原因は分からない」ということです。
原因は分かりません。
しかし、それはアトピーが改善しないという答えではありません。

ここでは私が31年間の経験から、いま最もアトピー改善に必要だと思う5つの方法をご紹介します。

私はアトピーに苦しんだ方々の涙をたくさん見てきました。
結婚を諦めてしまった人、仕事を続けられなかった人、うつ病になってしまった人など、アトピーであるために辛い思いをされてきました。
どうか諦めずにアトピーを改善して欲しいと思っています。

そう思い、今まで数えきれないほどの改善法を試してきました。

思うように成果が出なかった方法もたくさんありますが、ここで紹介する5つは、どれも体の仕組みから変えていく方法です。

以前にアトピー改善の本もいくつか書かせて頂きましたが、ここでお伝えすることは最新の内容です。
やや長文になりますが、本気でアトピーを改善したいとお考えの方は是非ご覧ください。。
 

1.アトピーの炎症を抑えることがスタート
2.食事の摂り方 アトピーさんの3つのタイプ
3・アトピー改善を後押し!サプリメント4つ
4・体温を上げる温熱療法
5.細胞から元気にするファスティング
 

改善のヒント

記:アトピーくらぶ れのあ代表・笛木紀子(ふえきのりこ)

<出版物>
●アトピーっ子の安心ごはん
●自分の力でアトピーが消えた!
●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

▼モスバーガー「やさしい豆乳スイーツ」発起
▼セブ島「Rumahホテル」美と健康コンセプト-監修
 

– 目次 –
1.  アトピーの原因とは
2.  アトピーの炎症を抑えることがスタート
 (ア)  皮膚の炎症(スキンケアと水素風呂)
 (イ)  腸内環境を整えよう!
 (ウ)  口呼吸が免疫のバランスを崩す
3.  食事の摂り方 アトピーさんの3つのタイプ
 (ア)  栄養不足タイプ(貧血になりやすい)
 (イ)  デトックスタイプ
 (ウ)  糖質過剰タイプ
4.  アトピー改善を後押し!サプリメント4つ
 (ア)  細胞から元気になる「糖鎖」
 (イ)  腸内環境の改善
 (ウ)  水素で抗酸化
 (エ)  ステロイド性骨粗鬆症
5.  アトピーの人は体温を上げて免疫力を強化しよう!体温を上げる3つの方法
 (ア)  夜は38~40℃のお風呂に15分程度入る
 (イ)  筋肉を付ける
 (ウ)  温熱療法を利用する
6.  細胞から元気にするファスティング

 
 

1.アトピーの原因とは

アトピーの根本的な原因は何でしょう。

原因が分かれば、アトピーは治ると期待されますが、原因は未だに明らかになっていません。
原因は特定できていませんが、アトピーとはどの様なものかと考えた時、昔は無かった疾患であり、現代病であるという事は分ります。
そうなると、現代の生活環境に問題があると察しがつきます。

要因としては、食事、心理ストレス、化学物質(医薬品)、有害金属、環境ホルモン、放射能など様々な事が考えられます。

ただ、この様に書かれてしまうと結局よく分からないし、何をどうしたらよいのかという具体的にあなたが出来ることが見えてきません。
なので、アトピーを違う角度からみてみます。

まず、アトピーとはどこに症状が出るものでしょうか。
皮膚ですね。

皮膚科学の本を見ると皮膚の働きにはこう書かれています
「体温調節作用」
「保護作用」
「感覚作用」
そして「排泄(分泌)作用」です。

ここでは排泄作用を考えてみます
日常的に私たちが理解している排泄は、汗・皮脂・ニキビ・フケなどです。
アトピーも身体の中に溜め込んだ老廃物が、体内を守るために皮膚から排泄された状態といえます。

皮膚だけではなく身体全体として排泄を考えると、
排泄とは、尿・便・生理(男性は体毛)。
これを私は3大排泄と呼んでいます。
そしてこれらのバランスが崩れた時、4番目の排泄器官として「皮膚」が動き出し、アトピーが皮膚に現れます。
ですから、常に3大排泄を整えている必要があります。

また東洋医学に経絡という思想があります。
経絡から見ると「肺・大腸・気管・鼻・喉・皮膚」は一つのグループで、これらはやはり排泄する器官です。
肺や気管は空気を吐き出し、大腸は便を排泄します。

またよく耳にすることですが、「うちの子は、冬は喘息が出て、夏はアトピーなの」
これは季節で排泄のパターンが変わっただけの分かりやすい例です。
アトピーという排泄を、正しい排泄である、尿、便、生理(男性は体毛)、汗に変えていきましょう。

また、アトピーとは免疫のバランスが崩れた状態とも言えます。
免疫細胞には種類があるのですが、そのアンバランスが起きているということです。
ある免疫細胞が多い時はアトピーや喘息を発症し、ある細胞が多い時はリウマチを発症するといった様に、免疫細胞のアンバランスがみられます。(Th1とTh2のアンバランス)
アトピーもリウマチも、免疫のバランスが崩れている状態です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3189506/

免疫細胞のアンバランスが生じるようになった背景には、現代の過剰な清潔意識(無菌が何でもよいとする風潮)やストレス、生活環境にあると思われます。

この様に「排泄の乱れ」と「免疫のアンバランス」という観点からアトピーを捉えていく事で「あなたに出来ること」が見えてきます。それが紹介する5つの方法です。
 
 

2.アトピーの炎症を抑えることがスタート

改善のヒント

アトピーの人は、一体どこで炎症が起きているのでしょうか?
皮膚に炎症が起きているのは当然ですが、皮膚の炎症を抑えるだけでは根本的な改善にはなりません。
皮膚の炎症を抑えるのが薬(ステロイド軟膏など)ですが、薬は塗っている時はアトピーが目立たなくなりますが、塗らなくなればまたアトピーが出てきます。
その為に薬は対処療法と言われ、根本的な改善が見込めないほか、副作用も付いてきますので注意が必要です。

皮膚の炎症を強制的に抑えるものは、今のところ薬以外にありませんが、炎症を増進させない工夫はできます。

まずは、皮膚の状態を清潔に保つために行う「スキンケア」です。
アトピーの方は、皮膚を搔いて傷があったり、グチュグチュして浸出液が出ていたり、極端に乾燥していたりと皮膚のバリアー機能はとても低い状態です。特に脱ステロイドを行うと、一気に皮膚が悪化してボロボロになります。
この状態を放置するのは、とても危険です。
雑菌から体を守れない状態ですので、感染症の恐れも出てきます。

その為、皮膚を清潔に保ち、保湿するために入浴やスキンケアをしっかり行いましょう。
(アトピーの具体的なスキンケア方法は、アトピーさんのスキンケアをご覧ください。実践的に学びたい方はセミナーをお勧めします。)
 
 

2-(ア).皮膚の炎症(スキンケアと水素風呂)

入浴の際に皮膚の炎症に対処するものとして注目度が高いのが「水素風呂」の活用です。

水素は新しい社会のエネルギーになっていくと期待され、東京都では水素社会の実現を目指し「東京スイソミル」という施設まで作って水素を打ち出しています。
医療の世界でも水素はすでに使用されており、2016年12月に先進医療Bとして許可されました。

この水素が医療用でも使われる理由が「抗酸化力」です。
抗酸化とは、体・臓器・組織・細胞が酸化によって弱くなるのを防ぐ働きです。
抗酸化物質は、水素だけでなく、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなど様々なものがありますが、水素がここまで注目されている理由がその質量にあります。水素は、元素記号1であり宇宙で一番軽い元素です。
水素は体のどこからでも体内に入ってきて、全身に行きわたります。

水素風呂なんて初めて聞いた方もいらっしゃると思いますが、全身の皮膚から吸収できるため、特に皮膚に炎症が起きているアトピーの方に喜ばれています。水素風呂でもっともお客様の体験談が多いのがアトピーの方々のようです。
水素風呂の詳細はこちらをご覧ください。 ※スマホから見ている方はこちらから。)

皮膚の炎症を増進させない工夫として、スキンケアと入浴(水素風呂)をお伝えしました。

同時に体の中の炎症を抑えていくことも大切です。
体内で起きている炎症に注目した場合、まず考えたいことは、炎症が起きやすい「腸」と「上咽頭」です。
腸は免疫の70%を占めると言われており、上咽頭は免疫の関所のような場所です。
 
 

2-(イ).腸内環境を整えよう!

アトピー改善には腸が大事であるというのは、多くの方がご存知だと思います。
腸を元気にするために、乳酸菌を補いましょう!というのはよいのですが、ヨーグルトを使って乳酸菌を摂ろうとするのはちょっと待ってください。

ヨーグルトは、健康に良いというイメージが強いですが、乳製品に含まれるたんぱく質が腸の負担になるケースもあります。それはカゼインというたんぱく質ですが、このカゼインは腸の透過性を亢進させる(腸の炎症を進める)可能性が高いと報告されています。それは小麦粉に含まれるグルテンも同様です。免疫系の異常を誘発する恐れが高いカゼインやグルテンは、アトピーの方は特に注意された方がよい食事です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3747333/

カゼインフリー、グルテンフリーを基本として、さらに腸の炎症を抑えるために、腸内細菌のバランスを整える必要があります。
そのためには、発酵食品や乳酸菌(ヨーグルトは×)、食物繊維などを補うようにしましょう。
発酵食品を補いながら、さらに良質な乳酸菌のサプリメントを加えることをお薦めします。
また、お魚の油であるEPAなどのオメガ3系の脂質も腸の炎症対策に使われます。(亜麻仁油・えごま油・シソ油・魚油)

腸を乳酸菌で元気にするのは大事ですが、腸の炎症を悪化させない事も大事です。
それは、特定の食事を避けるということです。

小麦粉(パン・パスタ・ラーメン・うどん・ピザなど)
乳製品(チーズ・ヨーグルト・アイスクリーム)
お菓子(スナック・チョコレート・おせんべい)
添加物(コンビニ弁当・スーパーの惣菜)

またご自分のアレルギー物質をご存知の方は、その食材も控えましょう。

腸の健康のバロメーターである「便」について考えてみましょう。
便は、私が食べた物の「お便り」と言われる成績表です。
食べたものが自分に合っている、そして腸内環境が良好ならば、その結果は便に出ます。

理想的な便のチェック表です。

1.1日2回出る
2.濃い黄色
3.臭くない
4.大きなバナナ1本分出る
5.トイレットペーパーがいらないほどストンと出る

いかがでしょうか?
ご自分の便の状態を観察してみてください。

アトピー改善を目指すうえで、便秘や下痢は好ましくありません。
その様な方は当然、腸内環境の改善からスタートです。
腸の状態が良くないのに、高価なサプリメントや「体にいい食事」を摂っていても十分に消化吸収できていないため無駄になっている可能性があります。どんなにイイと言われているものでも、消化できなければ体の負担になってしまいます。

まずは1日2回便が出るように取組んでいきましょう。
 
 

2-(ウ).口呼吸が免疫のバランスを崩す【上咽頭炎】

呼吸をする時に、口からするか、鼻からするかという事が、アトピーと関係しているという事です。
これは喉の奥に炎症が起きる、上咽頭炎という問題です。

上咽頭に炎症があると、どの様な問題が生じるのでしょうか。
現在挙げられている問題としては、アトピー、片頭痛、耳鳴り、眼痛、鼻炎、後鼻漏、慢性咳嗽、肩こり、関節リウマチ、IgA腎症などがあります。

いままで原因不明であった不定愁訴には、上咽頭炎が隠れていたかもしれません。
上咽頭は免疫器官そのもので、ここに炎症が起きるということは、免疫にアンバランスが生じる可能性が高いということになります。

改善のヒント

では、なぜ上咽頭に炎症が起きてしまうのでしょうか?
その主な理由は、口呼吸(くちこきゅう)です。
鼻から呼吸するのではなく、口から呼吸することによって、口の中や喉の粘膜が乾燥します。

粘膜というのは、湿っている状態がもっとも生体バランスとして整っており、乾燥によってそのバランスが崩れていきます。
冬に乾燥して、風邪やインフルエンザにかかりやすいのはそのためです。

では、どの様な人が口呼吸になっているでしょうか。

呼吸の大切さを伝えている、みらいクリニックの今井一彰先生の書籍から拝借しました。

・いつも口をあけている
・口を閉じると、顎に梅干し状のしわができる。
・食べる時、くちゃくちゃ音を立てる
・朝、起きた時に喉がヒリヒリする
・唇がよく乾く
・いびきや歯ぎしりがある
・口臭が強い
・たばこを吸っている
・激しいスポーツをしている

このうち、1つでも当てはまったら口呼吸になるようです。

口呼吸についてもっと詳しく知りたい方は、今井一彰先生の「呼吸にまつわるふか~い話」がお薦めです。
http://ur0.work/FKld

私が今井先生から教わった、「口呼吸から鼻呼吸に変える方法」と「上咽頭の炎症を抑える方法」をお伝えします。
 

「口呼吸から鼻呼吸に変える方法」

1.口にテープを貼る

紙のテープを上下の唇に合わせるようにして、縦に1枚貼ります。
専用のテープも色々な種類が販売されています。

改善のヒント

参考商材:マウスリープ 35枚入り
「鼻呼吸 テープ」で検索すると色々な商品があります。
 
 

2.あいうべ体操

今井先生が考案した「舌の位置」を正して口呼吸から鼻呼吸に変える方法です。
大きく口を開いて、「あ」「い」「う」「べ」と口を動かしましょう。

「あ」:口を大きく開く
「い」:口を横に開く
「う」:唇を前に突き出す
「べ」:舌を下に突き出す

10回を1セットとして、1日3回を目指してやってみましょう。
 
 

「上咽頭の炎症を抑える方法」

1.鼻うがい

上咽頭に起きている炎症を抑える方法として、鼻うがいをおすすめします。
鼻全体の汚れを洗い流しましょう。

鼻うがいには、便利なキットがありますのでご紹介します。

改善のヒント

参考商品:サイナスリンス

上記以外にも鼻うがいのキットは販売されていますので、「鼻洗浄、鼻うがい」などでお調べください。
 
 

3.食事の摂り方 アトピーさんの3つのタイプ

アトピーに良いと言われる食事、悪いと言われる食事がありますが、これは全員には当てはまりません。
それは当然のことで、アトピーだからと言って体の状態はみんな同じではないからです。
そのため、食事の事を述べるのが一番難しいのですが、大きく3つのパターンがありますのでご紹介します。
 

3-(ア).栄養不足タイプ(貧血になりやすい)

マクロビオティックなどで、野菜、果物、穀物、豆類が多く、お肉やお魚が少ない食事。
低たんぱく、低ビタミン、低ミネラルによって、貧血を招きやすく、重度になると生理が止まります。
肌のハリやツヤが無くなり、意欲や性欲も低下、細かい事が気になりギスギスしやすくなる傾向があります。

その様な方は、栄養不足が隠れていると思われますので、「糖質制限」よりのたんぱく質・脂質を足す食事をお勧めします。ただし長い間、お肉などの動物性を食べていない方は、急に食べると消化不良で下痢や便秘などの症状を起こしやすくなってしまいます。
消化を助ける梅干や大根おろし、レモン水などを補いながら少しずつ動物性を増やしていきましょう。
 

3-(イ).デトックスタイプ

高たんぱく、高脂質で糖質制限よりの食事をされている方で、アトピーが悪化しているパターンの方です。
動物性食品のデメリットには、ホルモン剤や保存料、発色剤などの毒性が増えやすいほか、体が酸性体質に傾きやすい、食物繊維不足から便秘になりやすいなどが挙げられます。

この場合は、野菜や穀物(玄米・雑穀)、発酵食品を足した食事に変えるとよいでしょう。
ポイントとしては、便通の様子を観察することです。最低でも1日1回は排便があること、理想は1日2回です。その理由は、食べ物は約12時間で腐敗が進むためです。腐敗が進むとアンモニアなどのガスが増えて、様々なアンバランスを招く要因になります。その様な便は臭いも強くなります。
 

3-(ウ).糖質過剰タイプ

ご飯、パン、パスタ、ピザ、ラーメン、うどん、そばなど炭水化物が多い食事です。糖質過剰でビタミンやミネラルが不足する現代人でもっとも多いカロリーオーバーの栄養不足状態です。コンビニやスーパーのお惣菜、丼ものが多くないでしょうか。このタイプは、低血糖症も招きやすいのが特徴です。お菓子やコーヒーが常食になっており、目覚めが悪く、昼食後に眠くなる。ホルモンバランス、自律神経のアンバランスを招きやすくなり、アトピー改善とは遠ざかってしまいます。
この場合は、炭水化物の量を減らして、野菜・お魚・お肉・海草を増やした食事にしましょう。
 

さらに、どのタイプの方でも避けた方がよい食事をお伝えします。

・トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド)
・過剰なオメガ6系の油(ひまわり油、紅花油、コーン油、ゴマ油、サラダ油、大豆油、綿実油、くるみ油、グレープシードオイル)
・過剰な糖質(ごはん・パン・パスタ・うどん・ラーメン・ピザ、お菓子、ジュース、おせんべい、和菓子、洋菓子)
・グルテン過剰(小麦粉)、カゼイン過剰(乳製品)

食事については、様々な意見や見解があります。
「絶対」という食事法は存在しませんし、遺伝子の関係もあるので個人差が大きく影響します。
ただ、もしも今のあなたが不調状態にあるならば、いつもの食事を見直すことがアトピー改善のヒントになるでしょう。
 
 

4.アトピー改善を後押し!サプリメント4つ

アトピー改善を目指すうえで、私はサプリメントが必要になると考えています。
その理由は、現代の食事にそもそも栄養が無いことが大きな理由ですが、もう一つは食事だけですと継続性と量を十分に補えないからです。

サプリメントは実に様々な種類があり、人によって何を摂った方がよいかは若干変わってきますが、私が最終的に選択したものをお伝えします。

1.糖鎖:細胞の活性化とコミュニケーション
2.乳酸菌:腸内環境の改善
3.水素:抗酸化、細胞の活性化
4.カルシウム&マグネシウム、微量ミネラル:ステロイド性骨粗鬆症

私は自分が良いと思ったものは商品として製造しますので、全て揃えています。
しかし、このページは商品紹介ではなく、体の仕組みから考えて「私には何が足りないのか?」を自問して頂ければと思います。
 

4-(ア).細胞から元気になる「糖鎖」

糖鎖(とうさ)は、私が最も大切と考える要素です。
その理由は、体の土台になる材料であり、根本的な問題に関わるからです。
今まで様々なサプリメントを試してみましたが、結局のところ体の土台がしっかりしていないと意味がないと思わせてくれました。
その土台となる「糖鎖」とは、どのような働きがあるのかをお伝えします。

糖鎖とは聞き慣れない言葉かもしれませんが、糖が鎖状に繋がった化合物で、働きは細胞同士の情報交換(コミュニケーション)を行うものです。

この様に言われても、まだピンとこないかもしれません。
細胞同士がコミュニケーションをするというのは、「私が何者で、あなたは何者なのか」を知るということです。

改善のヒントイラストで説明します。

細胞は、侵入してきた細菌やウィルスを糖鎖で知るということです。
細菌やウィルスにも糖鎖は付いています。

例えば、風邪のウィルスが侵入してきた時に、免疫細胞は糖鎖によって、これは風邪ウィルスだと認識します。
しかし、糖鎖が十分に働けないと見逃してしまうことになり、ウィルスは増殖していってしまいます。

糖鎖は8つの糖で構成されています。
グルコース・ガラクトース・マンノース・フコース・キシロース・N-アセチルグルコサミン・N-アセチルガラクトサミン・N-アセチルノイラミン酸

これらが無数の組合せで連なって機能しています。
1つの細胞に数万単位で糖鎖はありますので、科学的にも全容は明らかになっていません。
それでも、分っていることとして、血液型の違いは糖鎖の違いであったのです。

 

改善のヒント

アトピーなどの免疫バランスが崩れた方は、細胞の糖鎖構造に変異があることが報告されています。

参照:アトピー性皮膚炎の病因病態の解明及び新治療法の開発に関する研究
https://research-er.jp/projects/view/151466
 
 

私が糖鎖をアトピー改善に使おうと思った理由は、私自身が原因不明の腹痛から改善したということです。
慢性的な下痢状態が続き、一時は立って歩くこともできなくなり、車椅子を使っていた時期もありました。
9つの病院に行って検査をしましたが、どこも原因は分からず。

そんな折に、仕事の関係で北海道のある男性を紹介して頂き、その方から糖鎖のお話を聞きました。
私は自分に試してみたくなり、その変化はすぐに分かりました。
3年間も苦しんだ慢性的な腹痛が、3週間ぐらいで改善してしまったのです。
それ以外にも温熱療法やプロバイオティックスはずっと補っていましたので、総合的な結果だとは思いますが、糖鎖の重要性を感じた出来事でした。

アトピーの方にも実際に糖鎖を試して頂きました。

改善のヒント

40代女性・アトピー
この女性は、アトピー改善のために、様々な取組みを行ってきましたが、ずっと足がグチュグチュしていて、なかなか良くなりませんでした。
そんな彼女も糖鎖を使うようになってから、約1ヶ月ぐらいで右の写真(after)になりました。

細胞が、細胞としての仕事ができるようになるために、私はアトピー改善に必要なサプリメントの一つとして掲げています。
 
 

4-(イ).腸内環境の改善

すでにページ上部の「アトピーの人は腸内環境を整えよう!」で、アトピー改善において、腸内環境が大事であるというのはお伝えしました。

腸内環境の改善として、世の中にはたくさんの乳酸菌やプロバイオティクス*がありますが、私はどのようにして選択しているかをお伝えします。
*プロバイオティクスとは体に良い影響を与える微生物(善玉菌)

腸内細菌バランスは、一人一人異なりますので、みんなによい乳酸菌(プロバイオティクス)は存在しないと思います。
そのため自分にあった乳酸菌(プロバイオティクス)を探していくことになります。

自分に合っているかどうかというのは、便の状態から観察していきます。
まずは、ちゃんと便が出るようになることです。(理想は1日2回)

そして、私がおすすめしたい乳酸菌(プロバイオティクス)は、出来る限り自然に作られているものです。
菌は発酵によって増殖し、年数をかけてより強くなっていきます。
そのため化学合成されたものや、日数をかけない即席の菌は、私は選択しません。

腸は体の中で極めて大事な部分ですので、乳酸菌(プロバイオティクス)の選択は大事になってきます。

商品を選ぶ際は、材料の欄を見ましょう。
乳製品由来ではなく、合成甘味料、保存料、香料なども入っていないものがよいでしょう。

そして乳酸菌(プロバイオティクス)のサプリメントだけでなく、発酵食品(納豆・ぬか漬け・味噌)や食物繊維の食事も腸内環境には大切です。

改善のヒント

*この写真は、60種類の野菜や果物を3年間発酵させているものです。
 
 

4-(ウ).水素で抗酸化

水素は「まずやること、その1 アトピーの炎症を抑えることがスタート」でもお伝えしましたが、今最も注目されている物質の一つです。

病気の根本原因である活性酸素を消去する働きがあることから、新しい時代の健康法として広がってくると思います。

水素を補う方法として、ページ上部では「水素のお風呂」でお伝えしましたが、水素は他にも摂取する方法があります。

水素を補うもの
・水素水
・水素サプリメント
・水素吸入(鼻から吸収)
・水素風呂

水素水に関しては、マスコミなどでその効果性の有無から取り上げられた時期もありました。
私も水素水に関しては、全く否定はしませんが、働きが弱いとは考えています。

今のところになりますが、水素は結局のところ「量が大事」であると思います。

あとは金額や、使い勝手です。
継続しやすい形かどうかは大事です。

全てを使用したことがある私が、勝手に5段階評価をしてみました。

  水素水 水素サプリメント 水素吸入 水素風呂
安さ ★★★ ★★★ ★★★★★
手軽さ ★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
水素量 ★★★ ★★★★★ ★★★★★
継続性 ★★★★ ★★★★ ★★★

 

水素は量が大切だとお伝えしました。
水素量が多く、継続しやすいものをご自分で選択されるとよいと思います。
私は、水素風呂に毎日入って、水素サプリメントは疲れが強い時に飲み、たまに水素吸入もしています。

アトピーの方は水素で細胞から元気にしていきましょう。

水素に関しては、今後も色々な商品が出てくると思います。
そして、まだまだ議論されている物質ですので、今後も経過を追っていきたいと思います。

改善のヒント

水素風呂
 
 

4-(エ).ミネラル-ステロイド性骨粗鬆症

「ステロイド」
アトピーの方なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

ステロイドには様々な副作用が報告されていますが、その中でも最も重要な骨粗鬆症についてお伝えします。

日本骨代謝学会のステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドラインによると、“骨粗鬆症は副腎皮質ステロイド(合成糖質コルチコイド:GC)治療における最も重要な副作用の一つであり、長期ステロイド治療を受けている患者の30~50%に骨折が起こるとの報告がある。”
http://jsbmr.umin.jp/pdf/gioguideline.pdf

30%~50%という高い数字で骨折が起きるという怖い報告です。
骨折までしなくても骨が弱くなる人まで合わせたら果たして何%になるのでしょうか。

私は、2001年からこの問題に着目していました。
のべ300名以上のアトピーの方を整形外科にお連れしてレントゲン撮影をしてきました。

詳細に出したデータではないですが、90%近い人の骨が弱くなっている傾向が見られたのです。
骨が弱くなるというのは、骨折リスクがあがるだけでなく、多くの問題を内包します。

骨粗鬆症の合併症として、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、ロコモティブシンドローム(将来介護や寝たきりになるリスクが高い)などが挙げられています。

改善のヒント

また骨は骨格を支えているだけでなく、免疫にも関係していることが、報告されています。

骨代謝がバランスを崩すことで、関節リウマチの可能性を高めることが言われており、それは免疫系の異常が、過剰に破骨細胞を分化させることが明らかになった為です。この発表は、東京大学医学系研究科の高柳氏による発表のもので、その論文は科学誌「Nature」にも掲載れたようです。

骨が内分泌組織として機能していて、骨が作り出す因子によって他の臓器の働きが影響を受けているということです。

少し専門的な表現になってしまいましたが、骨は骨格だけでなく、健康を支えるうえで大事な要素がたくさんあるという事です。

そのような理由から、アトピーの方は骨を強くしていくことをお薦めします。
そのために必要なものが、カルシウムを含むミネラルのサプリメントです。

特集:骨と免疫の夜明け
http://ur2.link/FGt2

以上、サプリメントを4点お伝えしました。

具体的な商品が気になった方は、こちらからご覧ください。
飲む糖鎖:http://renoa.net/product/detail/94
飲む乳酸菌:http://renoa.net/product/detail/8
飲む水素ATP:http://renoa.net/product/detail/11
アラゴナイトカルシウム:http://renoa.net/product/detail/46
 
 

5.アトピーの人は体温を上げて免疫力を強化しよう!
体温を上げる3つの方法

あなたは自分の体温をご存知ですか?

平熱が36℃以下の方は「低体温」です。
健康的な人の平熱は36.5℃~37.1℃と言われています。
私もたくさんのアトピーの方々の体温を聞いてきましたが、36.5℃以上ある方は珍しく、低い人では35℃前半というから驚きです。

これでは体の機能として不活性になるのも当然です。

体温が1℃下がると、免疫力は30%低くなるというのは、聞いたことがあると思います。
反対に体温が1℃上がると、免疫力は5倍~6倍高くなるそうです。

アトピーは免疫系に関係するものですので低体温にならないようにして、体温を上げていきましょう。

体温を上げる方法を3つお伝えします。
 

5-(ア).夜は38~40℃のお風呂に15分程度入る

お風呂は誰でも簡単にできる方法です。
毎日1回は入浴することで、体温を上昇させることができます。

入浴に関する調査では、湯温と自律神経の関係から38℃~40℃の場合、副交感神経が優位になりリラックスしやすく、41℃~42℃の場合は交感神経が優位になって体が活性化します。

そのため、おやすみ前の入浴は、38℃~40℃のお湯に15分程度入りましょう。
朝に入浴する人は、41℃~42℃のお湯に10分程度入りましょう。

私は水素のお風呂に入っていますが、全身の血流がよくなるため、湯上り後もずっと温かい状態が続きます。
体温が上がりやすく、細胞から元気にしてくれる水素風呂は個人的におすすめです。

また、アトピーの方はバスソルトを入れるのもお薦めです。
注意点としては、バスソルトを選ぶ際は香り付けや着色されていない天然のお塩を選びましょう。

アトピーの傷のある所は、少々沁みますが、皮膚を丈夫にしてくれる天然のチカラがあります。
 

5-(イ).筋肉を付ける

体温を上げる方法として、筋肉を付けるということです。
筋肉が付くと体の基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、何もしないでも体が消費するエネルギーのことです。

筋肉を付けて基礎代謝が上がると、体温が上がるという流れになります。
男性と女性を比べると分りますが、同じ体重の場合、男性は筋肉があるので基礎代謝も体温も高くなります。

最近では「筋肉女子」などと言われ、女性の筋肉美がSNSでも目立ちますが、そこまでならなくても定期的な運動を心掛けるようにしましょう。

私は週に1回のヨガと、毎朝30分の愛犬とのお散歩をして筋力が落ちないようにしています。
みなさんも歩くことから始めてみてはいかがでしょうか。
 

5-(ウ).温熱療法を利用する

温熱療法を使って体温を上げる方法をお伝えします。
温熱療法は様々なものがありますが、有名なものとしては、三井温熱やハイパーサーミアなどがあります。
または温熱施設として、よもぎ蒸し、びわの葉温灸、岩盤浴、陶板浴、サウナなどがあります。

また、私が2014年に知人の紹介で知った温熱療法もあります。
海水で蒸した熱いタオルを体全体に当てていく方法です。

世間にはあまり知られていない温熱ですが、私は初めて受けた時に衝撃を受けました。
体の芯から温まるというのをまさに実感した体験です。
そこから息子にこの温熱療法の技術を覚えてもらい、現在は温熱師としてアトピーさんに温熱療法を行っています。

ご自分の生活スタイルや予算も考慮しながら、低体温の方は温熱療法を取り入れていくとよいでしょう。

改善のヒント
 
 

6.細胞から元気にするファスティング

長くなりましたが、最後にお伝えしたいのはファスティングです。

ファスティング(fasting)とは、「断食・絶食」を意味しますが、ここでいうファスティングとは、体に必要な栄養素と最低限のカロリーを摂取(発酵ドリンク)しながら行う自然治癒力を呼覚ます健康法です。
水だけの断食とは異なり、危険性・空腹感が少なく日常生活を続けながら行えます。

ファスティングは健康になるための手段です。
ファスティング(断食)を行うこと自体が目的ではありません。
自然治癒力を呼覚ますための健康法で、私はアトピー性皮膚炎の状態を良好に導くための方法の1つとして採用しています。アトピー改善を目指すべく、日頃の食習慣から来る体の不調和を、一定期間食べ物を制限することで体をリセットさせます。

ファスティングによって得られる大きな変化5つ

1.腸内環境の改善
2.薬・化学物質などのデトックス
3.ホルモンバランスが整う
4.中性脂肪が減少(ダイエット)する
5.食習慣の見直しが行われる

多くの方にファスティング指導をしてきましたが、本当に多くのアトピーさんが“お肌に変化”を感じていました。

ファスティングは様々な所で、多くの人が指導をされています。
行う際には注意点などもありますので、インストラクターの指導のもと行うことをお薦めします。

彼女達もファスティングを取り入れてキレイになりました。

改善のヒント
 
 

以上で「31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと」をお伝えしました。

アトピーが改善「する人・しない人」の違いは、実践「する」か「しない」かです。
厳しい言い方になってしまいますが、自分が行動しなくては、自分のアトピーは改善していきません。

私は、アトピーが改善した人をたくさん見てきました。
彼女達は、自分の人生を取戻し、恋愛、結婚、出産、仕事を大いに楽しんでいます。

1度きりの人生です。
アトピーを卒業して、自分らしい人生を楽しんでいきましょう。

長文になりましたが、拝読頂きありがとうございます。
 
 

笛木 紀子(ふえき のりこ):株式会社レノアコーポレーション 代表、アトピーくらぶ・れのあ 所長アトピーくらぶ れのあ 代表 笛木紀子(ふえきのりこ)

<出版物>
●アトピーっ子の安心ごはん
●自分の力でアトピーが消えた!
●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

株式会社レノアコーポレーション
東京都町田市高ヶ坂1-1-22
電話:042-726-1107

 
参考文献・論文
・呼吸にまつわるふか~い話
・口腔と全身のミッシリングを探して
・ポケットアトラス栄養学
・体温を上げると健康になる
・特集:骨と免疫の夜明け
・日本骨代謝学会のステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン
・アトピー性皮膚炎の病因病態の解明及び新治療法の開発に関する研究
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3189506/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3747333/

 

スキンケアについての記事はこちらから → 「【スキンケア方法】アトピーの状態によって使い分けよう

骨という土台に支えられて、はじめて健康な皮膚が作られていきます

骨はからだの根っこですれのあはアトピーさんと共に、三十余年過ごしてきました。
骨作りに取り組んでからは、より多くのアトピーさんに改善がみられるようになりました。
何をやっても改善しなかったのが、嘘のように改善したと喜びの声をいただくようになりました。

カルシウムで身体の基礎作り

カルシウムは骨と歯を作る大切な無機質として誰にも必要と知られていますが、
その他にも生命活動を支える重要な働きをしています。

厚生労働省では、「日本人の食事摂取基準」(2005年)において、生活習慣の予防に重点を置き、
増やすべき栄養素としてカルシウムを成人600mgとしました。
しかし国民栄養調査では、十分なカルシウム量を摂取できていないことが分かりました。

アトピーも生活習慣病の一つだとれのあは捉えています。
アトピーさんに特に関係するカルシウムの活動は、

  • 傷の治癒力
  • 免疫力
  • ホルモン分泌の調整

などです。

また、アトピーの方々の多くはステロイドを使ったことがあると思います。
ステロイドの副作用の一つに、「ステロイド性骨粗しょう症」があり、多くの症例と論文が出ています。
れのあでは提携医の元、多くのアトピーの方々のレントゲンを観察してきました。
その結果、ステロイドを使用した人ばかりではなく、使用していない人の多くも骨粗しょう症やその予備軍など、骨密度が低いことが解ってきました。

骨は身体の土台です。
根本から身体を丈夫にしていくために、骨の建て直しから行います。
きちんとカルシウムを摂取し、丈夫な骨作りをしていくことが、きれいな皮膚作りをしていく基本です。
カルシウムが、毎日毎日一定量身体に入ってこないと、正しいカルシウム代謝ができあがりません。

れのあ式がカルシウムを取り入れてから、アトピーの皆様が改善された後、
繰り返しアトピーを発症する事例が減り、食だけでは改善できなかった重度のアトピーさんも元気になってきました。

これは、根本的に基礎から改善した結果だと思われます。

(文中引用:神戸大学教授 医学博士 藤田拓男著『カルシウムのすべて』)
 

食べ物だけではダメなの??

ひじき、ゴマ、大根葉火山国、日本の土壌は昔からカルシウムが豊富ではありません。
その上、戦後たくさんの農薬や化学肥料を加え、土は栄養がなくなっています。

一日に欲しいカルシウム量をひじきだけで摂ろうと思ったら・・・。
毎日、毎食、大皿に山盛りのひじきを食べなくてはなりません。

カルシウムは身体の中で毎日使われています。
食べ物から入ってこなければ、骨から溶かし出して使われてしまいます。

アトピーさんが体質改善を目指して、積極的に骨づくりをしていこう!と考えるとき、
食事から摂取するカルシウムは重要ですが、補助的な量になります。

 

乳製品で骨作りできる??

乳製品牛乳をはじめとする乳製品には確かにカルシウムがたくさん含まれています。
しかし、日本人には牛乳の成分を分解する酵素がほとんど分泌されていません。
分解されないものは吸収されません。

従って、乳製品で骨作りをすることは期待できません。
 

一般的なカルシウムとアラゴナイトカルシウムとの違い

吸収性に違いがあります。

一般に市販されているカルシウムは、「吸収性の良いカルシウム」をつくるために、化学処理や不自然な加工をしています。不自然な物は人間にとって大敵です。

一方、ゆっくり吸収されるカルシウムは、ひじきや胡麻などの食べ物から摂れるものです。
有限資源である風化貝は、それらの食べ物と同様、ゆっくり吸収されるから安心です。
れのあのアラゴナイトカルシウムは、化石である太古のニシキ貝(アラゴナイト)を主原料としています。

アラゴナイトカルシウム
 

アラゴナイトカルシウムの飲み方

アラゴナイトカルシウム

健康維持のために飲まれる方 1日3粒
生活習慣や健康が気になる方
(積極的に飲まれる方)
1日6粒
小学生以上のお子様 1日3粒まで
※1粒から始めてください。
小学生以下のお子様 1日1/2粒(半量)まで
※カプセルから粉を出して、耳かき1~2杯から始めてください。
授乳中の赤ちゃん お母さんが飲んで、母乳から栄養を与えてください。
【注意事項】 一度にたくさん飲むとお腹が緩くなる場合があります。
その場合は、1回に飲む量を減らして、何回かに分けてお飲みください。

まずは3ヶ月間、まずはしっかりお飲みください。

約3ヶ月後、皮膚に改善が見られましたら、カルシウムの摂取量を減らしてください。

ほとんどアトピーが消えたら、以後はカルシウムの摂取を完全に止めるのではなく、
健康維持と、繰り返しアトピーにならないよう、少量を飲み続けましょう。

炎症がひどい時は、傷の修復のためにカルシウムが消費されますので、
その時はしっかり飲み続けてください。

※ アラゴナイトカルシウムは摂取量の30%が吸収すると言われています。
吸収を助けるために、運動したり日光浴をしたり(ビタミンD)、添加物を避けてください。

※ 50歳以上、または閉経された方は積極的にお飲みください。

※ カルシウムの摂取を始めて、半年経っても大きな変化が起きない方は、カルシウムを「吸収する力」に問題があると思います。LINE@相談室にご相談ください。

「あきらめないでよかった。」生後2ヶ月でアトピー発症。ミーホちゃんの脱ステロイド体験談

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「あきらめないでよかった。」 by ミーホちゃん
 (生後2ヶ月でアトピー発症 / ステロイド歴4年)

 アトピーで高校を中退。
 「自分が嫌いだし、夢も諦めた。」

 脱ステロイドに取り組み、アトピー改善。
 笑顔を取り戻しました。

 現在25歳(2017年)

 

 

1.生後2ヶ月でアトピー発症。ステロイドを使った4年間。

私のアトピー人生は、生後2ヵ月から
はじまりました。
まだ記憶もない時からアトピー発症。

すぐに母は皮膚科に私を連れていきました。
主治医から
「ステロイドは強い薬だから
あまり使ってはいけませんよ」
と言われて処方されたステロイドを、
母は仕方なく一度だけ使ったことはあったけど、
その後はステロイドを使わないで
アトピーを治そうとしてくれました。

薬以外でアトピーに良いと聞いたものは試してみる。
効果なければ、また違う方法を探して試してみる。
その繰り返しでした。

私が幼稚園の時、母はプールの時間には
いつも見学に来ていました。
プール後に体に塩素が付いたままにならないように、
シャワーで体をよく洗い流すためです。

小学生の頃は、アトピーの出ていた腕に
包帯をして学校へ行っていました。

そんな格好だから
体育の時間に半袖を着るのが嫌だった。

腕のアトピーを人に見られるのが嫌だったし、
包帯を巻いているのも嫌だった。

5年生、6年生になると
自然とアトピーは少しずつ良くなっていきました。

それでも乾燥する冬はかゆかったので、
青い文字で書かれた○○薬品のハンドクリーム
というのを塗っていました。
これも母が用意してくれていたものです。

私は中学生になるとバスケ部に入部しました。
運動が苦手だったけど、
バスケは大好きになって毎日練習をしました。

たくさん汗をかいて、
アトピーは少しずつ良くなっていきましたが、
1ヵ所だけ特に目立つところがありました。
それが手のひらです。

ボールを触るので、
乾燥と摩擦で皮膚が薄くなっていきます。
切れてきて血が出たり、薄いからすごい痛かった。

これが嫌で私は病院に行きました。
そこでお医者さんからステロイドをもらいます。

母と一緒に病院に行っていて、
母は不安そうに私を見ていたのを思い出します。

でも私はステロイドが怖いとも思わず、
早く治したい一心で塗りました。

とくに冬は乾燥するので、
手にべったりとステロイドを塗り、
手袋をして寝ます。
薬は一時的に効いたのですが、
すぐに効き目はなくなります。

アトピーは顔にも出てきました。
見た目をキレイにしたかった私は、
顔にもステロイドを塗ります。

年頃の私には、
顔にアトピーが出ていることが
嫌でしょうがなかったのです。

それでも、ずっとステロイドを塗っている事に
心の底では違和感がありました。
薬の強さにランクがあるのですが、
一番強い薬を処方されるようになっていて
不安もありました。

中学生ながらなんとなく分ってきたことがあります。
ステロイドを塗ってもアトピーは治らない。
だって塗っても塗っても、
またアトピーが出てくるから
です。

でも薬を塗る以外に方法が無かったのです。

ある時、毎月通っていた皮膚科の先生に聞きました。
「いつになったらアトピーは治りますか?」

すると、とっても頑固そうなおじいちゃん先生が、
突然キレたのです。
「バスケなんてやっているから治らないんだ!
バスケなんて辞めなさいっ!!」

私も母もドン引き。
私はムカッとして「それを治すのが医者だろっ!!」
とは言えず…(^_^;)、
心の中で叫んでいました。
もうこんな病院には来たくないね、
と母と帰り道に話したのを覚えています。

薬以外でアトピーを良くする方法を
熱心に探し始めたのもこの頃からです。

私は中学3年生になりました。
夏にはバスケ部も引退。
ここからは高校受験に向けて猛勉強です。

中学生になって成長期だしバスケもやっていた私は、
よくお肉を食べていました。
部活を引退してもお肉好きは変わりません。

受験勉強のストレス、変わらないお肉好き、
お菓子やジュースも大好き、
そんな生活をしていると顔のアトピーも広がってきました。

ステロイドは嫌だったけど、他に手段がありません。
受験勉強もあった私には、
今はステロイドでやり過ごす以外になかったのです。

受験は、なんとか希望校に合格することができました。
 
 

2.アトピー人生を変えた出会い

15歳の春、私は神奈川県の公立高校に入学します。
ぽっちゃり体型で、アトピー顔に、新品のブレザーです。

高校に入っても、
腕はアトピーでいつもガサガサです。
顔にアトピーが出たときは、
ステロイドの弱いものを塗っていました。

薬でその時はきれいになっても、
またアトピーが出てくる。
そしてまたステロイドを塗るの繰り返し。

やっぱりステロイドを使ってもアトピーが治らないなー。

このまま一生アトピーで、
一生ステロイドを使わなきゃいけないんだろうか。
根本的な解決になってないなーと
思うようになっていました。

母も私がステロイドを使っていることが
ずっと気になっていたようです。
ある時、母は街で一番大きい本屋さんに行って、
アトピーの本を一冊だけ買ってきました。

母は家に帰るなり、一気に読み終え、
「みほ、ここに行くよ!!」と見せられたのが、
れのあの本でした。

“自分の力でアトピーが消えた!”
黄色のうさぎちゃんの絵が描いてある、
かわいい本でした。

この時の母は、何か希望を見つけた感じで、
少し興奮気味だったのを覚えています。
私は、母の言うことに従うだけでした。

すぐに母は電話をして、
カウンセリングの予約を済ませます。
 

2008年1月8日。(当時15歳)
カウンセリング当日。

はじめてくる、アトピーくらぶ「れのあ」です。

私はこの日のことをよく覚えています。

もうすぐ自分の16歳の誕生日だったこともあるけど、
私のアトピー人生を大きく変える日となりました。

れのあにはじめて行って驚いたのが、そこの雰囲気でした。
アトピーを治すところって病院のイメージがあり、
暗くて、消毒臭い、なんとなく重い空気なのですが、
れのあのそれは全く違いました。

街の中にあるビルの一角に、れのあはありました。
緑に囲まれた階段を上り、大きな透明ガラスと、
部屋全体が木で覆われた空間は
とても優しい雰囲気がありました。

どんな人が働いているのだろう?
私は緊張でいっぱいです。

部屋に入るなり、
渋滞で少し遅れてしまった私達に、
笛木(ふえき)さんはいきなり
「遅い!はやくして」と一喝。(-_-メ)

初対面でいきなり注意されたことに少し困惑しながらも、
笛木さんのカウンセリングはすぐにスタートです。

笛木さんは私の顔(ステロイドを塗ったキレイな顔)を見て、
「ここ何するところか分かってる?」と、
少し怪訝(けげん)そうにのぞき込み、
私はしどろもどろりに小さく「はぃ…」と
答えるのが精一杯でした。

それは
私が真剣にアトピーを改善する気持ちがあるかどうか
確かめるものでした。
もうステロイドに頼らないという道です。

私は生まれて2ヶ月からアトピーだったこと、
ステロイドを4年間使っていること、
お菓子やお肉が大好きなことなどを伝えます。
すると
「それじゃ、アトピーは治らない。アトピーってね、…」

笛木さんの話は、全て直球。
ズバッと答え、心に訴えかける力強さがあります。

話を聞いているうちに、
この人はアトピー治療に対して強い信念をもっている。
この人は信頼できるかもしれない…。

アトピーを治したければ、やることがある。
食事のこと、生活習慣のこと、サプリメントなど、
アトピー改善に必要なことをたくさん話してくれました。

笛木さんの言うことを一言も聞き逃さないように
一生懸命に聞きました。

カウンセリングの最後に「アトピーは、絶対治るよ」
笛木さんがそう笑顔で言われた時、
私は自然と涙がこみ上げてきました。

腰から力が抜け、なんとも言えない大きな安心感からか、
涙が止まりませんでした。

いままでアトピーであることが恥ずかしく、人目を避け、
遠慮ばかりして生きてきました。
薬を塗っても治らない、一生アトピーかもしれないという
先の見えない不安に希望が見えたのです。

私は決心しました。
ステロイドをやめて、笛木さんのれのあで頑張ろうと。
母も同じ気持ちでした。

カウンセリングの帰り道は、今までにない爽快感で、
母と久しぶりに笑顔だった記憶が残っています。
 
 

3.人生初の脱ステロイド

2008年1月8日(当時15歳)
脱ステロイド、開始です。
れのあに行ったその日からはじまりました。
その当時、身長156㎝、体重56㎏、…太ってる(^_^;)

れのあで習ったことは、まずは食事を変えることです。

主食は、白米をやめて玄米に変える。
お肉はやめて、雑穀や野菜のおかずに変える。
玄米菜食という食事法です。

大好きなお肉、パン、お菓子、甘いスイーツ。
どれも食べられなくなりました。

今までの食習慣が、がらっと一気に変わったのです。

母は一生懸命に食事を作ってくれました。
家族は玄米ではなく、白米だったので、
私のためだけに玄米を炊いてくれました。
おかずも私のためだけに作ってくれました。

脱ステをはじめて2週間もしないうちに、
アトピーは今までよりも出てきました。

でも、はじめてのカウンセリングの時に
「アトピーはひどくなるけど、それがずっと続くわけではない」
と聞いていたので、
あまり深刻にならずに
「まぁ、すぐに治るだろ」と甘くみていました。

そして脱ステ開始して1ヶ月ほどです。
今度は顔にアトピーがたくさん出てきました。
これには凄くショック。

こんな顔じゃ学校に行けない…。
私は学校を休みました。
次の日も、次の日も休みました。
そして家に引きこもり、とうとう登校拒否になりました…。

アトピーは顔だけでなく、
腕、お腹、背中、足、全身へと広がってきました。
全身のアトピーは今まで体験したことがなかったので、
かなり焦りました。
全身がかゆくなり、
なんとも言えない不安や恐怖を覚えはじめます。

このままずっとアトピーが引かなかったら、
私はどうなっちゃうんだろう。

アトピーがひどく何もする気力がありません。
ずっと家に引きこもっていたので体力も落ちてきました。

夜はかゆくて寝られない。
朝方になってようやく寝られるようになっては、
昼過ぎまで寝る。
そんな生活が当たり前になっていました。

そしてストレスは溜まる一方です。
アトピーそのものがストレスだし、
食べたいお菓子も食事も我慢しなくちゃいけない。
そんな我慢が爆発すると大変です。

家にあるポテトチップス、チョコレート、
おせんべい、クッキー、目につくもの全部食べあさります。
食事中は、父や兄が食べる用の生姜焼き、
ハンバーグ、メンチカツなど、
今までの我慢を取戻すかのように食べ尽くします。

そして、その衝動に後悔するのです。
「あぁ、またやっちゃった…」
自己嫌悪です。

これはアトピーの人には、
あるあるの話かもしれませんが、
まさに負のループが完成します。
我慢が限界になって爆発、そして自己嫌悪。
なんど繰り返したか覚えていません(^_^;)

春になり、高校2年生になりました。
アトピーはまだまだ出ていましたが、
気持ち新たに学校に行くことにしました。
約4ヶ月ぶりの学校です。

授業中、足がかゆくてボリボリかいていたんです。

そしたら床いっぱいに皮膚が落ちて
「やばいっ!どうしようー」
ってすごく焦りました。
もう必死に足で皮膚を細かくして、
風で散らばってくれと願うばかりで
授業どころじゃなかったです(^.^)

1ヶ月ぐらい頑張って行ったけど、
またアトピーが悪化してきて、
結局また学校に行かなくなりました。

そして、もっと本気でアトピーを良くしようと思い、
今までは週に1回だけれのあに行っていたのですが、
週に3回行くことにしたのです。

朝かられのあへ行き、
光線に当たり、お灸をしてもらいました。
これが気持ちよくて大好きだったのを覚えています。

ベッドで寝ながら、笛木さんやスタッフさんから
色々なことを教わりました。

むくみがヒドイ時は
「小豆昆布かぼちゃ」
を食べるんだよとか、
お腹を温めたい時は
「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」
を飲むんだよとか。
他にも色々教えてもらいました。

● 食事の時は、食べる前に梅干しを食べること。
唾液を出して、消化を良くするためだそうです。

● 植物性の乳酸菌を飲むこと。
アトピーは腸の健康が大事。

● 深層海水塩をコップ1杯分お風呂に入れること。
お風呂上がりに、濃い塩水を体にかける。
すごく沁みるから痛かったけど、皮膚が強くなり、
しっとりするから頑張りました。

● お味噌汁には亜麻仁(あまに)油・玉ねぎの渋皮・
ミネラルを入れて栄養を補います。

● アラゴナイトカルシウムを1日3包飲むこと。
骨を強くするためです。

アトピーなのに骨?って最初はすごく疑問でしたが、
れのあで行っている少し変わったイベントに参加しました。
それは「骨ツアー」というものです。
自分の骨の状態を知るため、博多の病院まで行って
レントゲンを撮るのです。

そこで病院の先生から言われたことが、
私の骨はスカスカということです。

アトピーさんに共通している、
仙骨(骨盤)にしっかりカルシウムが届いていなくて、
弱々しい骨が私にも同じように当てはまりました。

首もストレートネックと言われました。
首の骨は、真っ直ぐではなく湾曲が普通なようですが、
私の首は真っ直ぐでした。
ストレートネックということは、
体全体のバランスが歪んでいるために起きるようです。

当時の私はまだ16歳。
まだまだ骨が作られていく年齢だから、
カルシウムを飲めば骨に届いていくよと
先生に言ってもらいました。

忘れないようにカルシウムを飲んで、
運動も必要だから歩こうと思いました。
 

高校2年生の夏。
れのあでは「海に行って日焼け」を皆さんに勧めています。

私は小さい頃から夏はよく海に行っていました。
海へ行くとアトピーでカサカサした肌がしっとりして
「海水はアトピーに良い」となんとなく知っていました。

海で日焼けをすると、海水が沁みて最初は痛いけど、
次第にそれも平気になってきます。
日焼け後は、皮膚が強くなって
アトピーがどんどん良くなっていきました。

このまま治るかも!
と嬉しそうにれのあの笛木さんに報告すると
「また秋になるとアトピーは出てくるよ」
と言われてショック!(+o+)
そして本当に10月ごろにまたアトピーが出てくるのです。
笛木さんの言う通りの反応でビックリ(^_^;)

夏の海で元気になっていただけに、
秋にアトピーが出てきて、
また一気に落ち込んじゃいました。

結局2学期になっても学校には行けず、
とうとう高校2年生の秋、
退学することに
しました。

もう学校には行きたくなかったのです。

長い期間学校に行っていなかったし、
勉強についていける自信もなかった。
アトピーだっていつ治るか分からない。
学校に行けないこと自体がストレスだったし、
焦りにも変わっていた。

家族は反対しませんでした。
とても学校に行ける感じでない私を
ずっと見ていたからでしょう。

今の高校は辞めるけど、
通信制の高校で卒業証書を取ろうと思い退学しました。

自分の人生の中で、大きな決断の瞬間でした。
いま思えば、そんな私の気持ちを
尊重してくれた家族には感謝で一杯です。
 
 

美穂ちゃん2010年10月(脱ステから2年10ヶ月)
高校2年の秋、退学を決めたころ。

 
 

4.アトピーでリンパ液が止まらない…。

2009年1月(17歳)、
脱ステロイドから丸1年が経ちました。

アトピーの状態は全身に出ていて、
赤みや傷がヒドイ状態です。
体重は去年より7kg減って49kgです。

体の冷えも強く感じるようになっていました。
とにかく寒いので、暖房をつけて、
さらにストーブの前で丸まっていました。
肩にはいつも力が入っていて、
全身はガチガチで肩こりもひどかったです。

呼吸も浅いからリラックスできず、
神経が過敏で気が立っているような状態です。
生理も止まっていました。

皮膚の落屑(らくせつ)もひどかったです。
私が歩いたところ、座っていたところには
白くて細かい皮膚がいっぱい落ちるんです。
お布団も皮膚だらけ、はたくと皮膚が舞います。
お風呂も私の皮膚がいっぱい浮いていました。
次の人はとても入れません。

そんな状態で迎えた春。
私はいままでに体験したことがないような、
リンパ液(浸出液・間質液)の爆発が起こります。

全身からリンパ液が出て、一日中止まらず、
服が濡れて体が冷えるほどです。

特にひどかった所が、ヒザから下と、ワキ、胸です。
夜寝ていても、リンパ液が止まらないので
パジャマもシーツもびっしょり。
布団にもしみていました。

リンパ液のせいで、
何枚もパジャマやシーツがダメになり、
敷布団も変えたほどです。
さらにリンパ液は、匂いがキツイのです。
雑菌の匂いとも言われていますが、
体液独特の臭いはなんとも言えません。

リンパ液でグジュグジュになった皮膚に、
太陽と同じ光の性質の「光線」という機械を当てていました。
これを使うと皮膚が乾いてくるので毎日使っていました。

そして、ちょうどこの頃です。
れのあに新しいモノが登場しました。
「タカダイオン」という体に電子を入れる機械です。
日本に原爆が落とされた時に、
原爆症の治療に使っていたようです。

今では水素や電子治療器の効果性が
少しずつ広がってきましたが、
2009年ぐらいの時は非常に珍しい機械だし、
新しい治療法でした。

今年の夏は、高卒認定の試験をすると決めていたので、
なんとか勉強ができるぐらいには回復したいと思い、
タカダイオンを購入しました。
そこから毎日のように何時間も使いました。

タカダイオンの効果もあったのか、
夏が近づいてきたからなのか、
リンパ液は少しずつおさまってきました。

その頃は、通信の高校へ電車で
1時間半もかけて行っていました。

車内は冷房がきつくて、
特にヒザ下はまだリンパ液が出ていたので
冷えて寒かったです。
夏なのに学校では私だけ厚着だったので
クラスでは浮いていましたね(^_^;)

その頃の生活は、週2回学校に行きながら、
天気がいい日は海水浴。

やっぱり海の季節は最高です!!
海に行くたびにアトピーは良くなり、
勉強も出来るようになったので、
無事に高卒認定を取ることができました♪

まだ同級生は高校3年生でしたので、
私はみんなより一足先に卒業
です。

高卒認定がとれた夜、家族みんながお祝いをしてくれて、
少し豪華な和食レストランに行ったのを思い出しました。
 
 

5.日焼けでヤケド!うつ病にもなりました。

2010年1月。
脱ステロイドからまる2年
が経ちました。

このころから、少しずつ精神的に病んできたと思います。

というのも、脱ステロイド&れのあ式を
2年も頑張っているのに、
なかなかアトピーが良くならない現実に
嫌気がさしてきました。

当初は1~2年で治るだろうという
軽い気持ちだったので、
私の理想と現実との差が激しかったです。

私は脱ステロイドの大変さを思い知りました。
こんなに大変で時間がかかるものなのだろうか。
他の人はれのあ式でよくなったというけど、
私には合わないんじゃないかなぁ。

色々なことに疑心暗鬼になっていきます。

それも、私は今までに経験したことのないほど、
手の平のアトピーが大変になっていた
からです。

手のひらの皮膚がどんどん剥けていって、
一週間ほどで手のひらは真っ赤になりました。
さらに、指の切れもひどくなりました。
驚いたのは、手相に沿って切れていくことでした。

とてもかゆくて、掻いてはリンパ液が出たり、
とても痛かった。
手を思い通りに動かせず、
グーにすることもパーにすることも出来ず、
物を触ったり掴むことも、痛くて
出来なくなりました。

そんな状態なので、いつも綿の手袋をつけていました。
れのあの高級なオイルを、
まるでハンドクリームのように頻繁に手に塗っていました。
この冬だけでも十数本は使いました。

この時は、もちろん全身にアトピーは出ていました。
皮膚の落屑もひどかったです。
そして、髪の毛がだんだん減っていき、
生え際が後退していくのです。
笛木さんは、また生えてくるよと言ってくれていましたが、
このままハゲるぅー!と本気で心配しました。
頭皮もボロボロ落ちるし(^_^;)

首もあちこち切れて動かせなかったので、
カクカクとしたロボットのような動きだったと
母に後から言われました。

この年の3月末、同級生達は高校を卒業。
みんな大学に行ったり就職したりと、
新しい春を迎えているのに私は家に引きこもり
です。

春から夏まで家に引きこもり、
7月になって海開きすると私はすぐに海に行きます。

アトピー治療の毎年恒例の海です。
その日はお天気も真夏日で日焼けには最高でした。

久しぶりに日焼けをしたその夜です。
体が重い…。
寒気がする…、頭痛…、熱も出てきました。
日焼けした皮膚は水ぶくれ状態。
太ももから足の指先、背中や肩が日焼けを通り越して
ヤケドになってしまいました。

あわてて氷で冷やしましたが、
次の日はさらにひどいヤケド状態です。

慌ててれのあに電話です。
するとすぐにお店に来てと言ってもらえました。

その日は予約していなかったのですが、
見てもらえることになりました。
私は痛くて歩くのもやっとの状態です。

ヤケドの原因は、
「去年よりも皮膚の下の水分が抜けたから
日焼けしやすくなって、ヤケドしてしまったんだよ。
去年よりアトピーは良くなってきてるから、
しっかりとお日様まえのクリームを塗ってね。」
と笛木さんは教えてくれました。

今まで、海で焼いても焼いても、
なかなか日焼けしなかったのですが、
アトピーの状態はどんどん変わっていって、
毎年同じようにしていてはダメなんだなと思いました。

それは、私の足のアトピーが良くなってきているかも
と思える出来事でした。

それでも夏が終わると、
少し良くなった手の平のアトピーは、
またひどくなってきます。

良くなっては悪くなる。
そんな先の見えない状態に、私も母も気持ちが落ちます。
今年もまた手のアトピーで辛い思いのするのかぁ。
もう一生治らないんじゃないか。
いつまで苦しめばいいの?

そんな落ち込んでいる時に、笛木さんから、
細胞内検査とレントゲンのため
香川県にある病院へ行こうと誘われます。

体力もなく、体もしんどかったのですが、
母と二人、深夜バスで行きました。
現地で笛木さんと合流し、病院で細胞内検査というのを
行いました。
細胞の元気度を測定するものです。
私の状態は、案の定というか、やっぱりというか、
元気がない状態でした。

細胞を元気にするために、
堀口先生が作った還元電子という機械を購入しました。

還元電子の購入は最後のかけでした。
もうこれしかない。
とにかく還元電子に当たりました。
初めは好転反応なのか、一気にリンパ液が出はじめ
体もかゆくなりました。

それでも毎日当たると、
少しずつその症状が治まってきました。

少しアトピーが良くなり、このままいけば治る!
と期待していたら、また停滞していきます。

この頃から、私の精神状態はどんどん悪化していきます。
一日中泣いたり、かゆいってわめいたり、
とにかく泣いてわめいて…。
そして何もやる気がなくなります…。

私の毎日は還元電子に当たるだけ。
お昼に起きて、あとは家でボーっとする。
散歩もしていませんでした。
家にいて、ただ座っているだけ。
週に一回れのあに行くだけ。

動かなくなった私の体は、次第にむくみだします。

今までもむくむことはありましたが、
この年は今までにないほど足がパンパンになります。
歩いても転びそうになるほどで、
本当にどうしようと不安になりました。
還元電子を当てているのに…なんで?!
還元電子は最後の賭けであっただけに、
めちゃくちゃ落込みました。
 
 
taiken_miho-12010年8月(脱ステから2年8ヶ月)
高校を中退した頃。
荒れている手。
人に見られるのが嫌でした。

 
 

taiken_miho-22010年8月(脱ステから2年8ヶ月)
全然良くならない。。。

 
 

taiken_miho-32010年11月(脱ステから2年11ヶ月)
落ち込む一方。
なにもかもが嫌になっていました。

 
 

当時19歳。
私は脱ステロイドからまる3年が経ち、
4年目に入りました。

2011年3月11日
私は母と自宅のアパートにいました。
もの凄く揺れたので家にいては危ないと思い、
慌てて外に出ました。
原発のこともあり現実に起きていることなのか、
テレビの光景は信じられないものでした。

放射能の問題が起きて水道水が飲めなくなり、
近所のスーパーに行ってもミネラルウォーターは売切れ。

どうしよう…、そう思ってれのあに行った時に
笛木さんに飲み水のことを聞いてみました。
すると、
「自分のことより、
もっと大変な思いをしている人がいるんだから、
その人達のために何ができるか考えなさい!」
と怒られました。

そうは言ったって、自分の身体だって大事だし…
と思っていましたが、
笛木さんが被災地にボランティアへ行ったと聞きました。
笛木さんから見せてもらった現地の写真を見て、
私もこの光景を忘れてはいけない、
自分も困っている人の助けになりたいと思いました。

でも今の体の状態でボランティアに行っても足手まとい。
そうか、まず体力を付けなくちゃならない。
そう思ってまずは散歩をすることから始めました。

散歩初日です。
私は信じられないくらいに体が弱っていました。
のろのろ歩いて10分。
限界でした…(^_^;)
たった10分のお散歩で、翌日は全身筋肉痛。
あまりの情けなさに笑えてきます。

それでも毎日少しずつお散歩、
ストレッチと体作りをしていきました。

自分はアトピーを治すんだ!
そして困っている人の助けになりたい!

そう意気込んではじめた体作りで、
私は少しずつ体も心も元気になってきました。

そんなイイ感じで頑張っている時に、
最悪なことが起こります。
この時、人生で一番精神的に辛かったと思います。

5月のある日、当時住んでいたアパートの隣に、
若い夫婦と小さい子供の三人家族が引っ越してきました。

なんと、この日から私は寝不足になります。

とにかく隣の家族がうるさい。
笑い声ならまだいいのですが、
子供をしかる母親の声、子供の泣き声、夫婦喧嘩の声…。
ネガティブな叫び声が昼夜問わず聞こえてきます。

私はついに限界に達し、
「ギャーーーーーーーーっ!!」
と突然叫びだしました。
泣く!わめく!!叫ぶ!!!

もう完全に頭がどうかしています。
「もういや、死にたい!!」が口癖になり、
毎日叫んでいました。
とにかく大声で泣いてわめいて。

今なら分かります。
私は「うつ」でした。
その時、たまたま読んだ“うつ病”の本で、
その症状が全部当てはまったからです(^.^)
うつの初期なのか、重症かは分りませんが、
とにかく精神が病んでいました。

母もこの時、いきなりおかしくなった私を
見守ることしか出来なかったといいます。

幸いにも私達は新居に引っ越すことが決まっていたので、
お隣さんともサヨナラできました。
新居に引越してからは私の精神状態も
落ち着いてきました。
 
 

taiken_miho-42011年6月(脱ステから3年6ヶ月)
まだ肌は荒れているものの、
だいぶ良くなってきました。

 
 

6. アトピーが良くなる光

2012年1月。
脱ステロイドからまる4年が経ちました。

手のアトピーはところどころ切れるだけで、
いつものリンパ液のひどい状態にはなりませんでした。
そして顔の赤みが少しずつ引いてきたのです。

でもアトピーは
良くなっては悪くなるの繰り返しだったので、
少しぐらい良くなっても喜ばないように、
期待しないようにしていました。

しかし、この頃から
私のアトピーは確実に良くなっていったのです。

(脱ステから4年。長かった(^_^;))

春になると、さらに顔が白くなっていったのです。
私も、
あれ?これは本当に良くなってきているんじゃないか…。
れのあに行けば、「顔がきれいになったね」と
声をかけてもらえるようになります。

たまに少し赤くなる時もあったけど、
いつもよりすぐに赤みが引いていくのです。
赤みが次第に引いていき、皮膚の落屑も落ちついてきて、
肌はきれいになってきました。
髪の毛も生えてきました(^.^)

そして、気持ちも明るくなってきて、
前向きに生きられるようになってきます。

手がきれいになったのです♪
ほんとに嬉しかった。

私は外に出たくなり、車の教習所に通うことしました。
免許をとれば、母に頼らずに自分の好きな時に海にいける!

私はそれから2ヶ月で免許を取ることができました。
夏までに間に合った!
多い時は1週間に2回のペースで海水浴場に行きました。
ヤケドに注意して、しっかりとスキンケアをしながら日焼けです。
気が付くと、昔よりもアトピー用化粧品の減る速さが
ゆっくりになっていました。

私の皮膚は、確実によくなっている!

夏が過ぎ、アトピーも良くなって油断したのか
食欲が止まりません。
今までの我慢を取戻すかのように、
お腹いっぱい食べる生活を繰り返していたら、
あっという間に太って50kgを超えてしまいました(^_^;)

笛木さんにも
「太り過ぎだよー。やせないとアトピー出てくるよ。」
と言われちゃいました。

そして9月のある日です。
もう何年振りになるだろう。
久しぶりに生理がきたのです!

普通の生理用ナプキンはかぶれて
かゆくなるのが嫌だったので、
布ナプキンを探しにいきました。

お母さんも一緒に喜んでくれて、
「今夜はお赤飯だね♪」なんて冗談も言うほど
嬉しかったです。

生理がきたということは、
体が元の状態に戻っていってるそうです。

アトピーはもっと良くなっていく!
そう思うと嬉しくてたまりませんでした。
 
 

taiken_miho-52012年10月(脱ステから4年10ヶ月)
手がこんなに綺麗になりました。

 
 

taiken_miho-62012年10月(脱ステから4年10ヶ月)
顔も綺麗になりました。

 
 

12月から私はアルバイトをはじめます。
仕事内容は単純作業ではあったけど、やっと社会に出られる!
私も一人の社会人として世の中に出られる嬉しさと、
アトピーがここまで良くなったんだ
という嬉しさがありました。

今年の冬は暖かいと思えるほど、
私の皮膚は強くなっていました。
風を受けても痛くない、丈夫な皮膚まで回復していました。

そして、脱ステロイドからまる5年。
2013年になりました。

私は元気になりました。

脱ステ、れのあ式をはじめてから、5年。
私は5年ぶりにスカートを履きました。

スカート姿でれのあにいくと、
笛木さんは「みほちゃんっ!」って満面の笑みで
喜んでくれたのを覚えています。
その時の笛木さんの笑顔は一生忘れません。

たまにアトピーが少し赤くなる時はあるけど、
私はもう落ち込みません。
必ずよくなる。

昔は、ずっとウジウジしていました。
アトピーが悪くなるとすぐに落ち込む。
いつもマイナス思考で、私に起きる嫌なことを
全部アトピーのせいにしていました。
そして、家族に八つ当たり。

私はアトピーの自分が嫌いだった。
こんなのは本当の自分じゃない。
だから友達付き合いもやめた。

さんざん泣いて、落ち込んで、
落ちるところまで落ちたら、
次は前を向くしかなかった。

私はアトピーが悪化してから、
ずっと友達の誘いを断っていました。
でもアトピーが良くなり、
久しぶりに会ってみようと思ったのです。

そして、勇気を出して、
今までのアトピーのことを友達に全部話しました。
ひどかった時の写真も全て見せて。

アトピーのことを話すことによって、
何かが変わる気がした。
一歩踏み出せるような気がしたから。

その時からかもしれません。
アトピーである自分を、
アトピーでもいいよって、
自分自身を受け入れられるような感覚を
感じ始めました。

そして、自分のことが好きになっていきました。

それは、ここまであきらめないで
アトピーと向き合い頑張ってきたこと。
あきらめなかったこと。
努力したこと。
こんな辛い体験を乗り越えようとしていること。
死ねる病気ならよかったと思ったこともあったけど、
いま私は生きている。

そんな自分をほめてあげてもいいんじゃないかな。
そう思えるようになりました。

私は、脱ステロイド、アトピー改善まで
5年かかったけど、私なりに分かったことがあります。

誰でもアトピーだと気持ちが沈みます。
でも沈めば沈むほど、アトピー改善からは
遠ざかっていきます。

アトピーの自分から目を逸らしていても、
向き合わなければいけないことから逃げても、
なにも解決しません。
改善の近道を決めるのは自分の気持ちだと思います。
何度やり直してもいい。
勇気を出して進んでみましょう。

今辛いこと、どうしていいかわからないこと、
独りじゃないです。
家族がついています。
れのあがついています。
アトピーの仲間たちがいます。
私も何度も助けられました。

勇気を出すチャンスはすぐ目の前にあります。
一歩ずつやっていけばいい。
誰も独りじゃないです。

脱ステロイドとアトピー改善は
いろいろなことを私に教えてくれました。
こんなアトピー体験をした私は、
これからはどんな事にでも
チャレンジ出来そうな気がしています。

どんな夢を持って前に進んで行くのか、
今は自分自身の可能性にワクワクしています。
 

(体験談 終わり)
 
 

taiken_miho-72013年春(脱ステから5年)
スカートを履きたいと思えるほど
元気になりました。

 
 

taiken_miho-92017年5月(脱ステから9年)
現在の私。

 
 

7. 私が効いたと思うアトピー改善の方法

最後に、私が実際に経験して良かったことを
お伝えします。
皆さんに有効であるかは分かりませんが、
ヒントになったら嬉しいです。

□ 白米から玄米に変えた。
□ 小麦粉・砂糖・卵・乳製品・お肉・お菓子を
食べないようにした。
□ サプリメント(カルシウム・乳酸菌・水素・糖鎖)
□ 運動(散歩)を1日60分した。
□ 酸素カプセルに入った。
□ お風呂に塩を入れた。(深層海水塩 入浴剤)
□ スキンケアをした。(れのあの基礎化粧品)
□ 電子治療器を使った。(タカダイオン・還元電子)
□ 海に行って日焼けをした。
□ 心の問題を解決した。
□ 綺麗になりたいという前向きな気持ちを心掛けた。
□ 一人で悩まずにれのあ・家族・友達に相談をした。

アトピーが治るには時間がかかるけど、
治らない病気ではないと信じています。
この体験談が誰かの勇気になったら嬉しいです。
長文をお読みくださり、ありがとうございました。

(ミーホ)
 
 

<アトピーくらぶ れのあより>
*アトピー性皮膚炎に関する治療やお薬に関する見解は、
   医師または本人の責任にてご判断ください。
*本文記載内容(写真含む)の転用・複製をお断りしています。
*体験談の中には、現在れのあが行っている施術・設備とは
   一部異なる部分があります。
   また、食事の理論や生活全般に関するヒントも
   当時とは異なる部分もあります。
*最新の情報は、セミナーにてお伝えしています。(更新日:2017.05.12)
 

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